「生き方」稲盛和夫・著

お疲れ様です!ちゃんぷるです。

今日は「生き方」~人間として一番大切なこと~
という名著をご紹介いたします。

こちらの著者は、京セラ、KDDIの創業者
稲盛和夫氏。
自己を厳しく律し続ける王道の生き方をせよ!
という本でございます。

生き方 人間として一番大切なこと [ 稲盛和夫 ]価格:1,870円
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感想(253件)

第1章 思いを実現させろ

あなたには夢はありますか?

こうしてこの記事を読んでいらっしゃるという
ことは何か心に描いている夢がおありなの
でしょうね。
特に…ビジネスで成功をして経済的な成功を
収めたいお方ではないでしょうか(^_-)-☆
かくいう私にも10年後にFIREするという
夢があります!
実はかなり細部までイメージし始めて
おりまして( *´艸`)
時間の自由を手に入れた暁には、白い犬を飼って
毎日可愛がって楽しく暮らしたいな~なんて
心に決めています。夢だけ暴走…
妄想の世界です(笑)

しかし、稲盛和夫氏は本書で、夢を描いて
細部までイメージし寝ても覚めても強烈に
思い続けなさい。
そして諦めずにやり通せば、成功しかありえない!
と力強く仰っています。

なんと!私の夢のイメトレは、夢を実現させる
ためには間違ってなかったみたい!
やるじゃないか、ちゃんぷる!
確かに、今まで叶えてきた夢たちを思い返すと
まさにそうだったかも知れません。
夢が叶ったら、あんなことやこんなことも
したいな♪と毎日毎日想像し胸を躍らせて
いました。
そして困難にぶち当たっても石に噛り付いてでも、
何が何でも実現することだけ考えて一気に
突っ走りました。駄目だったらどうしようかな~
とさえ考える暇もなかったっていうのが現実だった
気がします。

緻密に夢を細部まで描いているからこそ、
掴みどころが見えてくるということでしょうか。
若輩者の私ですが納得しかありません。

第2章 原理原則から考える


日本人ならお世話になったことがない人なんて
いないといっても決して過言ではない大企業
「京セラ」「KDDI」を創設された稲盛和夫氏。
この方の経営理念には、とてもシンプルな
たった一つの指針がありました。

小さな会社を立ち上げたばかりの頃彼は

「人間として正しいか正しくないか、
よいことか悪いことか、やっていいことか
いけないことか。
そういう人間を律する道徳や倫理を、
そのまま経営の指針や判断基準にしよう。
人生も経営も同じ原理や原則に即行われる
べきだし、またその原理原則に従ったもので
あれば大きな間違いをしなくて済むだろう」

とシンプルに考えられたそうです。


私達の周りには、たくさんの悩み、苦しみ、
幸不幸、刺激、迷い、気分の浮き沈み、
難局…たくさんの罠があります。常に経験則で
解決出来ない大小の問題を解き続けなければ
なりません。挑戦者は孤独なものです。

そんな時、自分の中に不動の原理原則があれば、
信念となり、自分に継続して打ち勝つことで
人生を変えていけます。
あなたにも、どうしたらいいのか進退窮まった
そんな経験は無いでしょうか?

ニッチもサッチもいかない…自分の心の矢印が
どっちを向いているのか分からない…
考えて考えて、自問自答しすぎて頭の中が
迷子になって。
でも現実は待ってくれなくてもうお手上げ!
なるようになれー!…とも思いきれず
ずっとグルグルして決断が下せず悩んでしまう
こと、私には何度もありました。

そんな時は、誰のアドバイスも何となく
ピンと来なくて、君にとっては所詮他人事、
アドバイスなんて気楽なもんですねなんて
捻くれてみたり、上手くやれる人はいいよね~
私なんて…と落ち込んだりもうドツボ。

今思うと、何が何でも無理に押し通してしまって
結果を手に入れたはいいものの、最終的には
悔いている決断や、考えて考えて逡巡した
時間が勿体なかったなという思いもあります。
あの時は仕方なかったのかなと、自分を責めない
ようにはしていますが( ;∀;)
この書を読んだ今、スッキリと


「人として正しいか正しくないか。」

このシンプルな軸を、私の中にも持ちたい!
そうすれば自信を持って戦っていける!
そんな気がして勇気が湧いてきました。

第3章 心を磨き高める

稲盛氏は心を磨くために必要な
「6つの精進」について説いておられます。

①誰にも負けない努力をする
②謙虚にして驕らず
③反省のある日々を送る
④生きていることに感謝する
⑤善行、利他行を積む
⑥感性的な悩みをしない

誰よりも努力をして、調子に乗らず
感謝と善い行いを忘れずクヨクヨしない!

こういうことですね(^^♪

あなたの毎日はこんな感じですか?

私は…時々…出来ているかも知れません(;’∀’)
あんまりクヨクヨはしないかな~と思います。
でも、ついつい努力を怠り、夢見がちで
嫌なことは取り合えず忘れよう!な日々…
ありゃりゃ(笑)

この6つの精進が出来ている人
確かに魅力的ですし、絶対的にモテそう。
人からもお金からも好かれて、リア充人生謳歌!
何だか福を呼びそうな感じです。

何より、こんな日々を過ごしていたら
自分自身がハッピー♪に生きていけそうですよね。
それが自分への一番のご褒美かも知れません。

心が磨かれてピカピカの自分に近づいたなら
大きな夢を描いていきましょう(^_-)-☆

第4章 利他の心で生きる 


感謝と謙虚さをベースにした他人を思いやる
「利他の行い」。
それは足るを知るということだと稲盛氏は
仰っています。

自分よりも先に他人に良かれと考える。
「してもらう」側から「してあげる」側になる。

これって…はっきり言って愛ですね(・∀・)

我が子に、家族に、ペットに、恋人に
好きな人に、友達に…
あなたも既に幾度も経験されているはずです。
利他の心というと難しそうですけれど
大切な人を思いやる気持ち。

そんな気持ちをもっともっと範囲を広げて
沢山の人に届けていきましょう!
それがあなたの心を磨くことになります。

世のため人のために役に立ちたいという思いで
ビジネスをしている方もたくさんいらっしゃる
と思います。
稲盛氏もそうでした。
利他の心が成功の秘訣!
心を磨いていきましょう(#^^#)

第5章 宇宙の流れと調和する


宇宙との調和???スピリチュアル???

そう思ったあなた!ちょっと待ってください。
そちらではありません。ご安心ください(^_-)-☆

人生には「見えざる手」が2つあると稲盛氏は
仰っています。


一つは、自らの意思や思惑に関係なく私たちを
支配している「運命」。

二つ目は、善い行いが良い結果を生み
悪い行いが悪い結果を生むという
「因果応報の法則」。
原因と結果を結びつける単純明快な「掟」と
稲盛氏は断言しています。

そして、「因果応報の法則」のほうが
「運命」よりも若干強いそうです!
つまり因果応報の法則を使えば
運命をも変えることができると!

運命は宿命にあらず。
何もせずただ漫然と運命に流されて生きる
のではなく、善い行いをたくさんして
生きていれば、運命を超えて人生は必ず良く
なっていくのだそうです。

世のため人のために尽くし、足るを知る
生き方をする。
理性と良心を持って人生を歩み、善き経験を
多く積んでいくことが心を磨くことに繋がる。
このような生き方を貫いていけば
必ず良い方向へ導かれると本書は
締めくくられています。

タイトルは「生き方」とありますが
ビジネス書としても大いに含蓄に富んだ本書。
平易な文章で紡がれた、人のあるべき「生き方」
の哲学があなたの魂を覚醒させる!

いかがだったでしょうか(・∀・)
非常にオーソドックス!王道の実践哲学!と
私は感じ入りました。

やっぱり、大事なのは日々の心の鍛錬。。。
私も心を磨いて、誰かの為になる記事を
毎日発信していこう!と心に決めたのでした。

私のつたない文章を最後まで読んで下さって
どうもありがとうございました<m(__)m>